突然ですが、まずはこちらの画像をご覧ください。
これは、私が18歳の頃に書いたものです。
大きな字で、”やるぞ!なにかを!”と元気よく書かれております。意味はよくわかりませんが賢い人間ではなさそうです。
何者かになりたい。しかし、何をしていいか分からない。
そんなやり場のない衝動がこの小さな黒歴史を生みました。もしタイムマシーンで過去に戻れるのなら私は、この頃の私を力いっぱい抱きしめたい。そしてこのノートを力いっぱい破り捨てたい・・。
意味不明な決意表明から十数年、この残念な青年は、おかげさまでたくさんの支えとご縁により、この尼崎でちいさな事務所を営むこととなりました。
私にとっての”なにかを”は、この道だった。いつかそう思える日が来ると信じて。
めちゃくちゃ申し遅れました。
私は、坪倉貴志(つぼくらたかし)と申します。
兵庫県尼崎市で「みなといとなみ事務所」という、ちいさな事務所を営んでおります。
行政書士と社労士の資格を活かしたサービスを売りにしている者です。
中小企業の社長さんやフリーランスの個人事業主、副(複)業でスモールビジネスを始めたい方々を中心にお付き合いいただいております。
この国で何か商売を始めるには様々な「事務」手続きが必要です。商売を始めた後も、税金だの社会保険だの様々な「事務」が皆さまを待ち構えています。
そして悲しいことに、このような「事務」自体、本業との関係では本質的な価値はありません。手続きを終えたところで御社の売上は1円たりとも増えません。
私は基本的に「みんなそれぞれ得意なことがあるんだから、ひとまずお互い得意なことしましょうよ」と考える人間です。背の高い人が高い場所にある物を取った方が良いし、重いものを持つのは力持ちのほうが絶対に良い。
行政書士や社労士は「事務」が得意な人達です。少なくとも、そういうことをするのが苦ではない人達がなろうとしようとする職業です。
面倒な「事務」は私たちにお任せ下さい。ご自身にとって本当に意味のあることに集中して下さい。ご自身のビジネスに集中し、商い(あきない)の刃を研ぎ澄ませて下さい。
得意なことを誰かのために使う。たまに感謝されて酒と飯がうまい。この原始的でベーシックないとなみの中に、仕事の本質が、本当のことが潜んでいる。私はそう思っています。
お互いに得意なことをやりましょう。かけがえのない特異(ユニーク)な存在である、私だから、あなただから、出来ることがあります。
私は、あなたの”やるぞ!なにかを!”に、とことんお付き合います。
みなといとなみ事務所
代表 坪倉 貴志